1.2 コンパイル方法
1.2.1 コマンド例
% ./configure -C --with-eieio=/path/to/eieio --with-default-logging-level=error
% make -w
% sudo make install
1.2.2 configure オプション
- --disable-cleited
- サーバープログラム CleiteD をビルドしない。通常このオプションは使はれな
い。
- --disable-elcleite
- クライアントプログラム ElCleite をビルドしない。通常このオプションは使
はれない。
- --disable-optimize
- 最適化せずにコンパイルする。通常このオプションは使はれないが、CleiteD
がクラッシュするやうな問題が起きた時には最適化を無效にしなければ原因が
判明しない事がある。
- --enable-profile
- CleiteD の實行時效率のプロファイリングを行ふ。開發者用のオプションであ
り、何が起こるのか判ってゐるのでなければ使ってはならない。
- --with-eieio=/path/to/eieio
- EIEIO の eieio.el が含
まれるディレクトリへのパスを指定する。通常この指定は必須である。
- --with-daemonic=/path/to/daemonic
- daemonic を利用したい場合、
daemonic の XML ファイル群の含まれるディレクトリへのパスを指定する。
- --with-default-home=/path/to/cleited/home
- CleiteD の DB ファイルやログファイルを置くデフォルトの場所。指定しなけ
れば “${prefix}/var/cleited” になる。
- --with-default-port=num
- CleiteD の使用するデフォルトのポート番號。指定しなければ 9895 になる。
- --with-default-user=name
- CleiteD の動作するデフォルトのユーザ名。指定しなければ “daemon” にな
る。CleiteD を root で起動すると、指定された通りのユーザの権限で動作す
る。
- --with-default-group=group
- CleiteD の動作するデフォルトのグループ名。指定しなければ “group” にな
る。CleiteD を root で起動すると、指定された通りのグループの権限で動作
する。
- --with-default-client-limit=limit
- 同時に幾つまでのクライアントからの接續を受け付けるか。指定しなければ
100 になる。
- --with-default-poller-limit=limit
- 同時に幾つまでの RSS フィードを取得するか。指定しなければ 5 になる。
- --with-default-logging-level=level
- どのレベルまでのログを記録するか。レベルは none, error, warn, info,
debug で指定し、後のものほど重要性が低い。指定しなければ none になり、
このレベルではログが一切記録されない。
1.2.3 環境變數
- CSC
- Chicken のコンパイラプログラムである csc のコマンド名を指定する。