2.1 CleiteD の起動
CleiteD はサーバープログラムであるから、クライアントを接續する前に、豫
め起動させて置かなければならない。
CleiteD が起動してゐなければフィードの再讀込みも行はれないので、常時起
動してゐる事が望ましく、OS の起動と同時に起動するやうにすると便利である。
daemonic の利用可能な OS(現時
點でそれは Darwin と MacOS X のみであるが)を使ってゐる場合には、コンパ
イル時に --with-daemonic=path を指定すると daemonic 定義ファイ
ルがインストールされる。後は % daemonic enable cleited を實行する
だけで良い。その他の OS を使ってゐる場合は、/etc/init.d/cleited
のやうなファイルを自分で書いて慾しい。
2.1.1 コマンド例
% sudo cleited
2.1.2 オプション
- -h, --help
- 利用可能なオプションの一覽を表示する。
- -H, --home=/path/to/home
- DB ファイルやログファイルを置く場所を指定する。
- -P, --port=num
- 使用するポート番號を指定する。
- -U, --user=user
- setuid 先ユーザ名を指定する。
- -G, --group=group
- setgid 先グループ名を指定する。
- --client-limit=limit
- 同時に受け付ける最大のクライアント接續數を指定する。
- --poller-limit=limit
- 同時に取得する最大の RSS フィード數を指定する。
- --logging-level=level
- 記録するログの最低レベルを指定する。レベルは none, error, warn, info,
debug で指定し、後のものほど重要性が低い。
- -s, --stop
- 起動中の CleiteD を正常終了させる。
- --kill
- 起動中の CleiteD を強制終了させる。データが破損するかも知れないので、
--stop で終了しなくなった場合にのみ用ゐる。
- -r, --restart
- 起動中の CleiteD を正常終了させ、再度起動する。
- -f, --no-fork
- fork(2) せずに動作するモードで CleiteD を起動する。基本的にはデバッグ用
のオプションである。