* まもなく移轉
當サイトはまもなく移轉します。
* みっくみく事件の決着
驚いた。ドワンゴが殆ど完全に折れる形で、しかもこんなに早く決着が付くとは思はなかった。こんな結末になるとは夢にも思はなかった。
* Quốc ngữ と日本語
ベトナム語は六つの聲調を持つ言語であるが、現在それを表記する爲に用ゐられてゐる Quốc ngữ ではその六声調を書き分ける事が出來るらしい。
* 自然物と信仰/生體機械としての人間/初音ミク/オープンソース戰爭
みっくみくが JASRAC された件には非常にもやもやとさせられる。だから出來るだけ消化しようと試みた。Every man thinketh his burden is the heaviest.
* HsHyperEstraier 0.1
HyperEstraier の Haskell 用バインディングである HsHyperEstraier を公開した。
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miércoles, 4 junio 2003
覗き見されるメール / PGPで暗号化せよ
Cuenta Larga = 12.19.10.5.12; tzolkin = 13 Eb; haab = 0 Zotz
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■出会い系サイト規制法案、参議院でスピード審議か
この法律自体の是非は一先ず置いておくとして、これが成立すれば「自分の出したメールは他人に覗かれてなどおらず他人から届いたメールも他人に覗かれてなどいない」といった根拠の無い幻想が、今度こそ消えて無くなるのではないかと期待せざるを得ません。そもそも警察当局によって私的なメールを盗み見られる可能性は盗聴法の成立時から存在しているわけで、メールの送受信を行なう全ての人々は、この事に無頓着であるべきではありません。
普及しないPGP
今日では、Unix、Windows、Mac等、OSに依らず多くのプラットフォーム上でPGPを利用する事ができます。また、PGPそのものを自分で操作しなくても、メーラから透過的に利用できるケースも少なくありません。しかしながら現実に「利用できる」事と実際に「利用される」事には大きなギャップがあり、PGPは少なくとも日本国内では全然普及していません。例えばメールアドレスと共にPGPの公開鍵を公開しているサイトが、幾つあるでしょうか。
これは意識の問題なのですぐには解決しないでしょう。しかし使う使わないに関わらず、普及するその時まで、メールの暗号化技術についての情報を広めていく必要があるのではないでしょうか。PGPという言葉すら一度も聞いた事が無いか、聞いた事があるにしても実際に使ってみた事は無い人間が大多数だとすれば、それは非常に勿体無い事です。
ちなみに私もPGP鍵ペアを持っていますが、この鍵を使って暗号化したメールを送ったり受け取ったりした事は、これまでにたったの一度しかありません。(私の送るメールには必ずこの鍵で署名しているので、受け取った方はその署名を確認する事だけは出来ますが…)
「見られて困るメールなど送っていない」という立場
送受信に関わる両者がこの立場であれば確かに問題はありません。しかし、自分と他者との間で送受信を行なうというメールの特性上、片方が「メールを見られても良い」と思っていても、もう片方はそう思っていない可能性があります。Aさんが「メールを見られても良い」立場であり、PGPの公開鍵の用意などを全くしていなかった場合、「メールを見られたくない」BさんがAさんにメールを送ろうにも、暗号化して送る事が出来ません。また、Bさんが、第三者に読まれれば自分のプライバシーの侵害になるかも知れない暗号化されていないメールを送って欲しくなかったとしても、Aさんは何の気無しに平文のメールをBさんに送るでしょう。自分が普段、積極的にPGPを使わないとしても、送受信の相手のためにPGPの鍵を用意しておく事は、決して無駄にはなりません。
参考
GNU Privacy Guard講座
GnuPG、GPGと略され、商用でないフリーなPGPの実装です。詳しくは、読めば分かります。
これまでPGPを使った事が無かった方も、どうぞこの機会に、PGPの導入をご検討下さい。
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