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* まもなく移轉
當サイトはまもなく移轉します。

* みっくみく事件の決着
驚いた。ドワンゴが殆ど完全に折れる形で、しかもこんなに早く決着が付くとは思はなかった。こんな結末になるとは夢にも思はなかった。

* Quốc ngữ と日本語
ベトナム語は六つの聲調を持つ言語であるが、現在それを表記する爲に用ゐられてゐる Quốc ngữ ではその六声調を書き分ける事が出來るらしい。

* 自然物と信仰/生體機械としての人間/初音ミク/オープンソース戰爭
みっくみくが JASRAC された件には非常にもやもやとさせられる。だから出來るだけ消化しようと試みた。Every man thinketh his burden is the heaviest.

* HsHyperEstraier 0.1
HyperEstraier の Haskell 用バインディングである HsHyperEstraier を公開した。

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_ viernes, 29 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.12; tzolkin = 9 Eb; haab = 15 Zip [Trackback Ping]

輸入権に関する文化庁のパブリックコメント全文入手
http://blog.livedoor.jp/dubbrock/archives/737904.html
同一文面での組織票が多い、との事。
_

/*
    2 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/05/22(土) 17:07
     【緊急】
    
     民主党の知財ファシスト2名が党内の反対意見を潰そうとしています。
     直ちに抗議してください。
    
     〒100-8982 衆議院第二議員会館421号室 衆議院議員 川端達夫先生
     FAX:(03)3502-5813 iken@kawa-bata.net
    
     〒100-8981 衆議院第一議員会館325号室 衆議院議員 鈴木康友先生
     FAX:(03)3508-3325 supporters@yasutomo-net.com
*/

_
owner's log by Kentaro Takahashi

/*
    昨夜は萩原健太くんと。その中で
    「音楽評論家なんだから、言うことの半分はレコード会社やアーティストへの苦言になるのは当然。それは敵対ということではない」
    ということを言ったら、高橋修ミュージックマガジン編集長から「そんな評論家、もういないですよ。あなた達が最後の生き残り」と言われた。そうだったのか。
    萩原健太、小野島大、高橋健太郎は同い年です。オレラの世代がやらなきゃならないのかな、最後の生き残りとして。
    
    それにしても、健太くんはアナーキーです。反CCCDにしても、彼の姿勢は徹底している。再販制度についても、非常に強い消費者サイドからの意見を持っている。彼と見比べると、オレなんかは保守反動だなあと思い知る。レーベル・オーナーでもあるという立場の違いもあるけれど、コピーコントロールについての僕の言動などは、修くんによれば「レコード協会の言っていることとほぼ同じ」だそうだ。
    
    CCCDに対する辛辣な発言によって、萩原健太くんは二社のレコード会社から、制裁措置を受けている。サンプル盤が送られなくなっただけではなく、雑誌社がアーティストにインタヴューの申し込みをしても、インタヴューワーが萩原健太だと分かると、取材拒否される(結果、雑誌社は他のライターに仕事を依頼せざるを得ない)そうだ。
    音楽評論家が行った「評論」あるいは「批評」に対して、そういう制裁措置を取ったりするというのは、つきつめていえば、ジャーナリズムなんて要らないよ、この世界には、というメッセージだろう。いつからそんな風になってしまったのかな? 日本のレコード会社は? どうして、そんなに敵を作りたがるのか? 評論家が、あるいは一般のユーザーが、批評をしたり、疑問を投げたりすることに、異様なほどの敵対心を向ける理由が、僕には分からない。
    
    というようなことを書いていると、僕も同じようにやられちゃう可能性があるだろうけれど、別に構わないです。実をいうと、先日、とあるレコード会社社員から健太くんへの制裁措置について、どういう文書が社内で回っているか、それに対して、社員がどのように対応しているか、教えてもらったところだった。若い社員が従順である理由についても、彼は教えてくれたけれど、何かもう、憤るというよりは、こっちが情けなくなるような話だった。それじゃあ、会社に活力なんてなくなるよ、という。
    人々が自由に物が言えて、その一方で、立場の違う意見にも耳を傾けて、という世界じゃなければ、魅力的なエンターテインメントは生まれるはずがないです。
    
    さて、衆議院の委員会審議開始です。今日もまた僕は永田町に。こんな人生が待っているとは、本当に一カ月前には想像もつかなかったな。
*/

ハハハハ
マンセーしてくれない人間は氏ね、ですか。
まるで北朝鮮ですね!音樂業界!

_ miércoles, 27 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.10; tzolkin = 7 Oc; haab = 13 Zip [Trackback Ping]

/*
    From: [407] 名無しさん@恐縮です <>
    Date: 04/05/27 17:08 ID:bU7CvT4a
    著作権法改正案ですが、衆議院で民主党から修正提案が出て参議院まで押し戻されそうな勢いです!
    今三党合意で修正方向に向かいつつある、との事なんですが、只、自民党の参議院の国会対策委員会が、
    参議院に法案が押し戻されるのに、難色を示しているそうです。委員長は京都選出の参議院議員、西田吉宏氏。
    今日明日中に京都在住の音楽ファンがいかに西田氏を動かすかがネックになってきます。
    そこで西田氏にFAXを送って頂きたいのです。輸入盤規制の問題についての危惧を書き、
    もっと慎重に審議して下さいと書くだけでOKです。後名前と住所。 FAX番号は0335028897です。
    今こそ音楽ファンが立ち上がる時です!
    ----------
    ※もちろん京都以外の方も、FAXやメールを送ってください!
    
    【参議院自民党国対委員長】西田吉宏
    参議院議員会館512号室
    電話 03-3508-8512   FAX 03-3502-8897
    メールアドレス yoshihiro_nishida@sangiin.go.jp
    なるべくFAXで!!量が見えるほうが効果が大きい
*/

私もメール送りました。
_
タワレコは輸入規制賛成派
タワーレコード - 輸入CD問題についてのお知らせ

/*
     しかしアジア諸国からのJ-POP CDの日本への還流について、現在何らかの防止措置が必要であるということは理解しており、日本国内市場への影響の大きさを考慮すると、その主旨には賛同致します。
*/

 と述べた舌の根の乾かぬ内から

/*
     今後もタワーレコードは音楽ファンの皆様に対し、今までと変わることなく世界中の豊富な音楽の中からより良い音楽を見つけ出し、 洋楽輸入CDをはじめ幅広い品揃えを提供できるための最大限の努力を惜しみません。
*/

 どのやうにそれを實行出來ると云ふのか。二枚舌そのもの。

_ miércoles, 20 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.3; tzolkin = 13 Akbal; haab = 6 Zip [Trackback Ping]

ACCSが元京大研究員にインターネットの監視を求める仮処分申請
 元はと言へばACCSのCGIに欠陥があつた事が諸惡の根源なのであるから、もし本當にそんな事がしたいのであれば、office氏でなくACCSが自分でやるべきではないのか。

/*
    また、個人情報の流出について、損害賠償だけでは真の解決にはならず、安全なインターネット社会構築を目指す観点から損害賠償以外の解決方法としてインターネットの監視を求めたとしている。
*/

 全くその通り。損害賠償ではセキュリティ問題は解決しない。だが掲示板やらP2Pネットやらを監視して「削除要請」を行へばセキュリティは向上すると本気で思つてゐるのか?そんな馬鹿な話は無い。自分のサイトの脆弱性のために起こつた事なのであれば、今後そのやうな脆弱性を殘さないやう、セキュリティに氣を配ると云ふのが筋であつて、それを棚に上げたままでデータが流出した後になつてから削除要請や告訴と云つた手段で解決しようと思つても、遲過ぎる。ノーガード戰法だか何だか知らないが、そんな考へだから流出するのだ。

_ martes, 19 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.2; tzolkin = 12 Ik; haab = 5 Zip [Trackback Ping]

海外盤CD輸入禁止に反対する
署名は5月24日が締切りです。(5月19日現在)

_ lunes, 18 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.1; tzolkin = 11 Imix; haab = 4 Zip [Trackback Ping]

Emacs Carbon with Toolbar
Emacs Carbonにツールバーが!

邪魔なら~/.emacs.elに(tool-bar-mode nil)と書きませう。

_ domingo, 17 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.5.0; tzolkin = 10 Ahau; haab = 3 Zip [Trackback Ping]

ny作者逮捕と輸入権

かう云つた事件が起こる度に、ネット上の何處も彼處も、見たくもない感情的な論爭で溢れ返る。しかし他人も私の話を聞いて、同じやうに煩がつてゐるに違ひない。

酷い場合には元の議題など脇に追ひ遣つてしまひ、相手の人格攻撃を始めるやうになる。特に見知らぬ他人同士であつた場合は。中には「自分は大學院生であるから自分の意見は正しいのだ」などと主張する馬鹿者まで居る。大學院に何の關係があると云ふのだ。

解決策: 感情的にならない。

_ miércoles, 13 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.4.16; tzolkin = 6 Cib; haab = 19 Uo [Trackback Ping]

私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します

_ lunes, 11 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.4.14; tzolkin = 4 Ix; haab = 17 Uo [Trackback Ping]

/*
    では、暇な人はここで問題
*/

以下の事を観察し、認識するために必要である。

・データというものを、常に人間が支配できるとは限らない。本来、データは、製作者個人との関係を離れて、複数の人間を媒介にして様々な方向へ流れて行く性質を持っている。
 例:パロディ・模倣・伝承・Winnyのキャッシュ
・上記に関連。データの自然な流れを阻止するために人間に出来る事といえば、媒体としての人間を処分する程度でしかない。これは容易に受け入れられる事ではないため、実行するのは政治的に困難。また、匿名性が高いほど、この行為は技術的にも困難になる。
 例:国内のネットワークを掌握する中国政府・ny作者タイーホ・CDの輸入業者を血祭り
・「著作権」なる概念は、データそのものに付加された属性ではない。
 例:ファイル形式、サイズ、(画像であれば)解像度といった概念は、ファイル(あるいはデータ)と切離す事の出来ない属性であるが、著作権はそうではない。「著作者という人間または法人にその権利が人間によって認められているかどうか」という条件からデータに対する著作権の有無が定まるのであって、機械の立場に於いては「著作権の有無を示す情報が無ければそのデータを取扱う事が出来ない」という事は通常起こらない。よって、著作権はデータの本質ではない。

_ viernes, 8 mayo 2004
Cuenta Larga = 12.19.11.4.11; tzolkin = 1 Chuen; haab = 14 Uo [Trackback Ping]

偽林檎 - CVS更新
□SERIKO
   アニメーションを多用するシェルを使っているとデッドロックが起こるバグを修正。

_ jueves, 7 mayo 2004 無くなる音樂業界、その後
Cuenta Larga = 12.19.11.4.10; tzolkin = 13 Oc; haab = 13 Uo [Trackback Ping]

無くなる音樂業界、その後

 音樂業界が滅びると言ふのなら、滅びた後の事まで論じる事が必要である。

インディーズもどき方式
 これまでの樣にCDを作り續けるのは、多分無理。
 CDのマスタリング、プレス、宣伝、そして流通を行ふ業者が無くなれば、音樂家はこれらの事を自力でやらなければならない。CDを作るには、ジャケットの印刷料、プレス料、そして船やらトラックやらでCD屋まで運ぶための輸送料が掛かる。と云ふ事は、流通業界を通さずにCDを流通させるには、相当の經濟力が必要になつてしまふ。明らかにこの方法には無理があり、音樂家は他の方法を取らざるを得ない。もはやCDを作る事は出來ない。

ダウンロード販賣もしくはP2P流通方式
 CDを作るのをやめる。
 我々の良き友であつた美しい銀色の圓盤には、そろそろ別れを告げる時期が來てゐる。
 CDを作るにはコストが掛かるため、コストの掛からない方法を選ぶしか無い。その一つがインターネット上での轉送である。音樂家は自分の樂曲をファイルにしてネット上に置き、リスナーにダウンロードさせる。轉送量が増え過ぎて帯域が追ひ付かないなら、BitTorrentのやうなP2P轉送システムを利用すれば良い。
 この方法にも欠点があり、それは樂曲提供者、そしてリスナーが、ネット上での轉送技術、そして壓縮音樂ファイルの作成や再生技術に付いて行けなくなる可能性が高い事だ。技術に疎い音樂家向けに、「樂曲ファイル轉送代行サービス」のやうな業者が在つても良いだらう。音樂家は少々の金額を拂ひ、ファイルの轉送を代行して貰ふ。ファイルの再生の方は…ネット環境の無い人間の爲にも「ダウンロード代行・CD-R書込みサービス」に幾らかの需要があるかも知れない。

海外の音樂業界は生き殘るとすれば
 海外のCDを輸入する必要がある。
 日本國内の音樂流通業界が消え、日本盤のCDが消えたとすると、日本からは「CD屋」が無くなつてしまふ。CD屋が無くなれば、これまでの如く海外盤のCDを大量に輸入しても賣る場所が無い。個人輸入は今すぐにでも可能だが、日本圓での購入は出來ない事、外國語を理解できる必要がある事などから、敷居はかなり高いと言へる。そこで必要になるのが「輸入代行サービス」であらう。送料と手數料を拂ひ個人輸入を代行して貰ふもので、日本語での説明を見ながら日本圓での購入が出來る。ただし代行サービスで取り扱はれないものについては、自分で個人輸入するほか無い。

アーティストはいかにして食ふか
 カンパ。これしか無い。
 驛前で音樂を演奏してゐる音樂家、その前には「募金箱」があるのが常である。彼等は金が無いがために音樂を演奏して生活費をせびる乞食なのか?まさかさうではあるまい。演奏に對する報酬として、また音樂を續けるための活動費として、金銭を受け取つてゐるのだ。このやうに、音樂家がその音樂に對してカンパを受ける行爲は、極めて自然なものであり、何ら非難される謂れも躊躇ふ謂れも無い。
 この事をネット上に置き換へる。樂曲ファイルの一つ一つについて金銭を要求する代はりに、自由にダウンロードさせ、「募金箱」に小額の金銭を放り込むのと同じだけ手輕な方法でカンパ出來るシステムを整へれば良い。この仕組みはアメリカでは既に實現されてゐる。PayPalと云ふものがそれであり、このシステムを利用すれば、Webサイト上に設置されたPayPalボタンをクリックするだけで簡単に送金をする事が出來る。

_
追記: PayPalはUS$だけでなく、ユーロやポンド、そして圓にも對應してゐるらしい
PayPal - Non-U.S. Accounts
PayPal - Multiple Currencies
このページによると、募金を受ける側と送る側の雙方が、それぞれ異なつた通貨の口座を持つてゐて良いとの事。例へばユーロを期待してゐる人物に日本圓を送ると、自動的にその圓がユーロに換算されると云ふ仕組み。

_ miércoles, 6 mayo 2004 レコード輸入権が成立すると、外國の音樂が聴けなくなる
Cuenta Larga = 12.19.11.4.9; tzolkin = 12 Muluc; haab = 12 Uo [Trackback Ping]

洋楽が買えなくなる!?レコード輸入権の問題点がわかってきた【ロフトプラスワン報告】
不愉快極まる内容で、最もリンクを張りたくない類ひのページですが…
それでも後になつてから、泣きながら「知りませんでした」と言ふわけには行かないのです。

最重要項目: 日本盤とは縁の無いマイナーなCDは、この法案の卷き添へを喰つて、國内で販賣されなくなる可能性がある。個人輸入もまた不可能になりかねないため、最終的に日本國民は日本で人氣のあるジャンルの音樂しか聴けなくなるか、または聴く事の出來る音樂が大幅に制限される恐れがある。

これ以上、人を、そして音樂を、小馬鹿にした法案があるだらうか。
中間流通業者の利益の爲だけに、ここまで消費者が我慢に我慢を重ね、その我慢も仇で返されるのは道理に叶つてゐるのか。
斷じてさうは思ひません。

關聯リンク: CCCDと輸入権(輸入音楽を検閲し、差止する権利)

/*
    経営的に見て、‌CCCDの最大の失敗は、消費者 (リスナー、‌ファン)‌とミュージシャンの両方からそっぽを向かれたことだ。‌中間で利ざやを得ようとするビジネスにおいては、自分が割り込む場所の両側からこれだけ嫌われては、もう駄目だ。‌しかし、いくら何でも、‌株主・経営者がこの失敗に気づかなかった訳はない、‌と思う。それでも改めず、さらに法律をねじ曲げ「輸入権」‌なるものを創設させたのは――もちろんRIAA等の外圧もあったのかもしれないが――、こうした業界が沈没寸前で、‌なりふりかまわずとにかく最後のカンフルを投入せざるを得ない、他にもう道がなかったのだろう、としか思えない。 ‌
    
    CCCDには「良い」‌面もあった。‌かれらが音楽そしてミュージシャンを虐待し、‌奴隷化し、‌絞り取っている様子が、目に見え、耳に聞こえ、‌ハッキリ五感で分かるようになったからだ。再生デバイスを破壊する。‌音が鳴らない。音飛びする。‌音が悪い。その結果については責任をとらないと公言する。音楽への虐待だ。レコード製造者が「音質」‌を保証しないどころか、「再生可能」 ‌を保証しないどころか、「再生装置を破壊」‌しようとしている。‌自己矛盾の極致だ。
    
    レコード業界が勝手に滅ぼうが、‌滅ぶまいが、音楽は続く。音楽というのは、音楽家がいて、それを聴く人がいれば、既に存在しているのであって、両者を結ぶ媒体は、ラジオでもCDでもインターネットでも、あるいは空気でもかまわない。
*/

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